【2026年版】確定申告とは?やり方・必要書類・期限・会社員/副業/個人事業主別にわかりやすく解説
「確定申告って結局なにをするの?」
「副業があると必要?」
「いつまで?」
「何を準備すればいい?」
確定申告は難しそうに見えますが、流れと必要書類さえ押さえれば、初心者でも十分対応できます。
この記事では、確定申告の基本から、会社員・副業・個人事業主それぞれのポイント、必要書類、提出方法、よくあるミスまでまとめて解説します。
確定申告とは?ざっくり言うと「1年の税金の精算」
確定申告とは、1月1日〜12月31日までの所得(儲け)を計算し、所得税などの税額を確定させて申告・納税(または還付)する手続きです。
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すでに税金を多く払っている → 還付(戻ってくる)
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まだ足りない → 追加で納税
会社員は年末調整があるため不要なケースも多いですが、「副業・医療費控除・ふるさと納税(条件あり)」などで必要になることがあります。
確定申告が必要な人・不要な人(チェックリスト)
会社員でも「確定申告が必要」になりやすいケース
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副業の所得(利益)が年間20万円を超える
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2か所以上から給与をもらっていて年末調整されていない
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株やFX、暗号資産などで利益が出た(区分による)
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不動産収入がある
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年収が高く、控除の扱いで申告が必要な場合がある
「確定申告をした方が得」になりやすいケース(還付)
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医療費控除(年間10万円超など条件あり)
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住宅ローン控除(初年度)
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寄附金控除(ふるさと納税のワンストップ特例が使えない/無効)
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年末調整で出せなかった控除(生命保険料控除、扶養控除の変更等)
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途中退職して年末調整していない
確定申告の期限はいつ?(いつからいつまで)
一般的に、確定申告の提出期間は翌年2月中旬〜3月中旬です。
※還付申告(税金が戻る申告)は、期限より前後でも受け付けられるケースがあります。
ポイント:ギリギリは混むので、2月中に準備がベスト。
確定申告に必要な書類まとめ(まずこれだけ揃えればOK)
共通で必要になりやすいもの
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マイナンバーカード(または通知カード+本人確認書類)
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銀行口座情報(還付がある場合)
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収入がわかる書類
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会社員:源泉徴収票
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個人事業主:売上・経費の記録(帳簿)
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控除の証明書
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生命保険料控除証明書
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社会保険料控除の証明
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ふるさと納税の受領証明書 など
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個人事業主(フリーランス)で必要になりやすいもの
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売上台帳、経費帳、クレカ明細、領収書
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仕入れや外注費の記録
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家賃・光熱費・通信費の按分根拠(自宅兼事務所の場合)
確定申告のやり方(初心者向けの最短ルート)
1)申告方法を選ぶ(おすすめ順)
1. e-Tax(電子申告):早い・還付も早め・添付省略できることも
2. 税務署に持参
3. 郵送(消印有効の扱いあり)
いま一番ラクなのは、e-Tax+マイナンバーカードです。
入力は「確定申告書等作成コーナー」を使うと、質問に答える形で進められます。
2)収入と経費(または控除)を整理する
• 会社員:源泉徴収票の数字を転記+控除の入力
• 副業:売上 − 経費 = 所得(利益)
• 個人事業主:年間の帳簿をまとめる(会計ソフトが早い)
3)控除を入れる(ここで税金が変わる)
よく使う控除:
• 基礎控除
• 社会保険料控除
• 生命保険料控除
• 医療費控除
• 寄附金控除(ふるさと納税)
• 配偶者控除・扶養控除
4)提出して納税(または還付)
• 納税:振替/クレカ/コンビニ/ネットバンキング等
• 還付:口座に振り込み
副業の確定申告:会社員がつまずきやすいポイント
「売上」じゃなくて「所得(利益)」が20万円超かどうか
よくある誤解:
× 副業の売上が20万円超えたから申告必要
○ 経費を引いた利益(所得)が20万円超えたら申告が必要
例)
• 副業売上30万円、経費15万円 → 所得15万円 → 原則申告不要(所得税)
※ただし住民税の扱いは別途注意が必要なケースもあります。
個人事業主の確定申告:青色申告と白色申告の違い
青色申告のメリット(おすすめ)
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控除が大きい(条件あり)
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赤字を繰り越せる(条件あり)
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家族への給与を経費にできる場合がある(条件あり)
デメリットは「帳簿が少しだけ面倒」ですが、会計ソフトを使えば実務負担はかなり減ります。
よくあるミス・失敗例(これだけ避ければOK)
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領収書はあるけど、何の支出か説明できない
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経費にしすぎて根拠が弱い(特に家賃・光熱費の按分)
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ふるさと納税のワンストップ特例が無効なのに放置
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源泉徴収票の入力ミス(数字の転記ミス)
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期限ギリギリで詰む(添付書類不足、マイナンバー不備)
確定申告のよくある質問(FAQ)
Q. 確定申告しないとどうなる?
A. 申告義務があるのにしないと、状況により加算税・延滞税などの対象になることがあります。
Q. 経費ってどこまでOK?
A. 原則「事業に必要な支出」です。家事と混ざる支出は、合理的に按分し根拠を残すのが重要です。
Q. 会社に副業がバレる?
A. 住民税の通知の仕組みなどで話題になることがあります。状況によって異なるため、会社規定・自治体の扱い等も踏まえて整理が必要です。
まとめ:確定申告は「準備8割」。
まずは書類を揃えるだけで勝ち
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会社員でも副業や控除で確定申告が必要/得になることがある
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必要書類を揃え、e-Taxで進めるのが最短
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副業は「売上」ではなく「所得(利益)」基準
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個人事業主は青色申告を検討すると節税メリットが大きいことが多い